ボードゲーム回!第一回!
ご紹介しますは“バトルライン”という2人用対戦ボードゲーム!
このゲーム、一言で言うなら「一対一で盛り上がる大富豪」みたいな感じ!
まずはサクッとルール説明!
ルール
勝敗のつけ方
- 1列に並んだ9つのフラッグ(赤い駒)を奪い合うゲーム
- フラッグを3つ連続か合計5つ取れたら勝ち
- フラッグの前にカード3枚を並べてポーカーみたいな勝負をする
カードの種類
部隊カード:1〜10の数字が書かれた6色のカード(計60枚)
戦術カード:特殊効果のあるカード
ゲームの流れ
- お互い7枚引く
- Aが1枚カードを好きなフラッグの前に出す→カードを補充(部隊or戦術)
- Bが1枚カードを好きなフラッグの前に出す→カードを補充(部隊or戦術)
- 交互に繰り返す
フォーメーション(役)
強い
↑
ウェッジ:同じ色 + 連番(例:青の1,3,2)
ファランクス:同じ数字(例:青赤緑の3)
バタリオン:同じ色(例:青の2,9,4)
スカーミッシャー:連番(例:青赤緑の2,3,1)
ホスト:それ以外
↓
弱い
※同じ役の場合は3枚の合計が大きい方がフラッグを取る
魅力
このゲームの魅力はこんな感じ!
- シンプルでわかりやすい(覚えやすい)
- 1対1だが奥深い
- 運と実力のバランスがちょうどいい
- 逆転もある程度狙える
- 戦略が求められる
覚えやすいルールなのに奥深い
なんといってもルールが覚えやすい。
フォーメーションの部分だけどれが強かったか思い出せなくて何回も確認してしまうぐらいで(遊戯王カードで伏せたトラップカード何回も見ちゃうみたいなね!)、基本のルールはかなりシンプル。
場に出た数字と色を確認して「あとはこの色とこの数字が残ってるから……。」って考え方が必要になってくるあたり、割と大富豪をやってる感覚に近いかもしれない。
大富豪は最低3〜4人必要だけど、バトルラインは1対1。
カードを出す先が9つに分かれるぶん、1対1でも深みのある戦いになる。
数字の低いカードばかりでも勝ち目はあるし、逆転もある
同色・連番でさえあれば強い役になるので「どこに出すか」「いつ出すか」次第では全然勝ちが狙えるバランスがとても良い。
とはいってもより数字の大きい同色連番には負けてしまうんだけれど、戦術カードで逆転が狙えるのもまた良いバランスをしてる。
そして何より大事なのが戦略と駆け引き!
どこかのフラッグを犠牲にして他を確実に勝ちに行くとか、勝ちに行ってるように見せて実はブラフで他で勝ちに行くとか、逆に犠牲にしたと思わせてうまいこと勝ちに行くとか……。
何回やっても飽きない魅力があって、まさに大富豪のような無限に続けたくなる面白さがある。
本当によくできているボードゲームである。
面白い展開の例
- フラッグをかなり取られていたけど、連続で並んでる3箇所を取って逆転
- 2箇所負けそうになっているところで、戦術「裏切り」を使い、フラッグAの相手のところから1枚、フラッグBの自分のところにカードを1枚移すことで2箇所とも有利な状況に逆転する
- 自分が10を3枚出しているところに相手が青の2,3と並べてあと一歩で負けそうなところに戦術「霧」を使う(出した先のフラッグではフォーメーション3枚の数字の合計が大きい方が勝ちになる)。
細かいルール
- 戦術カードは相手より2枚以上多く出せない
(これにより基本的に強いカードの多い戦術カードを乱用できない) - そのフラッグを必ず取れることを証明できたら3枚揃う前に取れる
(相手が9を2枚出してるところに自分が青の1,2,3を出した時点ですぐ取れる)
(考え出したらキリがないので、その証明をするにあたって戦術カードは考慮しなくていい)
まとめ
面白い!(雑)
ボードゲームって高いものは8,000円とか15,000円とか平気でするんだけど、これは安いのでとりあえず持っておいてほしいです。お値段なんと2,750円。(※Amazonで2,425円になってた)
特に2人で遊べるものが欲しいって人にはうってつけ。
手軽さもちょうど良くて割と準備のかからないゲームなので、僕はちょっと時間ができた時に妻とよくやってます。ルールも忘れにくいし。
あと古代ローマの戦争をモチーフにしたオシャレ感に所有用が満たされる(重要)
気になった方はぜひ!